気づきから思考を巡らせ、知識を深め、
人や山や森と出会う。
ひとつの点から、やがて開かれたいくつもの
点と点とを行き交い、大きなひとつへ。
それは菌糸が植物の根と複雑に結びつき、
無限に広がる様。
生きる物として先人のエコロジー思想から学び、
現代社会と向き合う。
静岡に住む私たちが、
最初に向き合っているのが、放置竹林。
需要が減り、里山に残され繁殖し続けた竹は、
〝竹害〟と呼ばれたりする。
でも、竹は知れば知るほど優秀な素材。
ポーラス炭にして土中の環境改善に使ったり、
時代に合わせた新しいプロダクトにしたり。
自然と人の在り方を、竹をとおして考え、
発信していきます。